AA研514ばんの日誌

2013-12-10

旧キット向けジオン系MSの足構造

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ジオン系のMSは、形状はどうあれ「長ズボン」デザインが多く
(水陸機の一部は当てはまらない)
この図のような軸構造でポリ化作業をしてやればよいです
毎回同じこと書くのもかったるいんで、まとめてみます
【足首】
足首の外側から「裾」が覆う形になっており
・足首底側にボール受けを設置
・膝下側にポリ受けを設置+そこにボール棒を差す
この2つで足首のボールジョイント化は済んじゃいます
ボール棒を「裾」側に固定じゃなく、ボール棒とポリ受けで繋いでるので
棒の分だけ足首を引き出して角度をつけられます
あとはどのようにボール受けを設置するかを考えるくらいですが
足首上面の真ん中辺りから後方部分は
横から見るとL字状な感じでがっつり切り取って開口するのがいいと思います
ここは「裾」で隠れちゃうので
このへんはHGUCザクあたりの足首形状が参考になると思います
【膝】
膝上から腿にかけては、旧キットの場合、大概、腿を膝パーツが挟みこみ
そこで前後可動するという形になってるので
・膝側にポリ受けを設置
・腿の下側にプラ丸棒を設置
・その際、膝下側を横から見て「コの字」型に開口
これで腿を上からすっぽり差し込む加工になるわけです
コの字にカットしておかないと差せないんですw
ポリキャップのサイズは5mmもないので
要するに膝に取り付けたポリキャップが通る幅だけカットすりゃいいだけです
「膝裏」にあたる部分は、この腿の下側となるので
水平にスパっとカットすると穴ができてしまうからコの字にするわけ
膝側のポリキャップ設置をする際に、腿の軸をきれいに切り取って
逆方向に膝の軸穴へ埋め込むとうまくフタすることが多いです
【股関節】
腿と股関節(胴体)との接続はボールにするか、ポリキャップ+丸棒にするか
そのキットの空間次第ですが、極力ボールにしてやりたいです
腿の本来の軸受け穴の部分を目安にボール受けを内側から設置
ここの固定をしっかりしておかないと
完成後ポーズつけるときにボコって外れて泣く羽目になりますw
ここのボール受けそのものは動かないでいいので
腿パーツの内側からプラ板で周囲をがっつり抑え囲みしていく感じで固定するのがいいです
胴体側のボールはダブルボールがいいのですが
キットによりけりのサイズにするにはポリよりプラの方が作業しやすいです
ウェーブのプラサポのボールパーツの方がプラなので
接着など何かと都合がよく重宝してます
むしろこれだけ単発で棒付きと凹穴ボール10セットで出してくれと
これに慣れてくると足の改修作業やたら早くなってきますw
ちなみに連邦というかガンダムタイプは「短パン」デザインなので
足首が膝を挟む形状になってますので、足首周りは別構造となります
(膝の構造と同じなので、作業的にはそっちに似た感じになる)