AA研514ばんの日誌

2013-10-07

SD νガンダム

サザビーが20年ぶりだかなんだかのリニュで出しなおされたものの
νではなくHi-νが出ちゃう斜め上っぷりがバンダイつーかBB戦士らしいつーか
ちなみにν自体は、サザビーと同様、Gジェネ名義で最初期に出てから
後にHWS仕様として、200番台時代にリニュしていることも影響してると思われます
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200番台のBB戦士は早々に出たZGを除き(あれ確かG-Zero名義だった気がする)
F型ザクを代表とする膝なし体型の主流フォーマットとでも言いますか
単体(あるいは同時期のキットと並べて)で見る分には
文句があまりないデザインだと思いますが
最新のサザビーと並べると、さすがに無理があるというかしんどいです
新作のHi-νを白黒ペイントする擬似νという手もなくはないですが
(SDなので、ある程度はデフォルメされてて塗り替えだけでも見えなくもない)
フィンファンネルの取り付け形状が違ったり
細部で微妙な違いがあったりするんで、やっぱり厳しいです
んじゃ膝移植すりゃいんじゃね?
かくして35%引きだったかなんだかの
Hi-νのほとんどをジャンクパーツにしてしまう
贅沢な改造作業を進めることにしました
どう移植していくかですが
・下半身を全部置き換える(繋ぐ部分さえ加工すれば一番楽)
・膝パーツから下を置き換える(股関節部分を作ればよいだけ)
・膝だけ置き換える(足首はνのを使うので、そっちの繋ぐ加工が必要)
この3つくらいかと思います
面倒というほどでもないので、いろいろ仮組しながら
基本は最後の膝だけ使用で行くことにしました
νの足首は甲の部分に縦線が入るので
この加工をHi-νの足首に施す方がめんどくさく感じたのと
気持ち程度Hi-νの足首の方がでかいかなと
Hi-ν膝はボールジョイントのボール部分みたいなのが
膝の内側に埋まり、そこに股関節の取り付け棒を差すという形状になっているので
いわゆる「ふんどし」部分を新たにプラ板工作します
あと、さすがに腰アーマーがνのままだと「短パン」すぎるので
前のパーツをHi-νから拝借し(後も使うとゴツすぎたので前だけ)
νの腰アーマー部分の前側と交換
交換つってもそのまんま繋がるわけではないので
プラ棒などで補強しつつ両者接着固定します
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さらに、腰パーツ両側のアーマーは直角になっており
膝が若干収まりづらかったので、いったん分断し、末広がりな形で付け直します
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腰パーツを裏側から見たところ(内側を既に銀塗ってます)
中央あたりにある○凹は最終接着用のプラ棒差込穴
横にある塊みたいなのが股関節パーツw
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股関節パーツを仮にはめ込んでみたところ
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赤いのが元々νの腰パーツに挟まって足首の接続部分となるパーツ
Hi-νの足首は股関節同様ボールパーツが埋まって
そこに膝の取付棒を差す形なので、その丸棒部分をカットし
穴を開けてνの足首取付棒(画像真ん中にある赤いやつ)を移植する
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加工済みの膝がこれ
ちなみに膝裏の部分がHi-νの場合は凹状になってるけど
νは直線状に揃ってるのでエポパテとかで整形しなおし
・腰(νと前だけHi-ν)~股関節(プラ板工作品)~膝(Hi-ν)~足首(ν)
最終的にこういう形で下半身の移植改造が済みました
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仮組とサザビーを並べてみた
膝があるだけでもだいぶ違う
(シールドに関しては後述)
上半身に関しては特にいじることもないですから
表面処理や肉抜き埋め、後ハメ加工くらいです
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本体の肉抜き穴は「手首」「上腕」くらいなので
プラ板屑やらエポパテで埋め(画像の手首まだ埋めてないけど)
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ランドセルの背側はがっつり開いたまんまで
本体に取り付けたら、それほど目立たないのでこれでもいいですが
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結局プラ板や角棒などでフタしましたw
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頭は、塗装の手間を考えると、どうしても赤パーツ(目のシール土台や顎の赤になる)を
後ハメにしたいと思ってしまうので
そうすると、フェイスガードの部分を分断する必要があり(ここでひっかかるので)
あんまり人には勧めない作業になります
もっとも、先に赤パーツを塗ってマスキングテープ貼ってしまえばいいだけですが
アンテナ部分は、例の如くヌルイ形を削って鋭角化
もはやこれはどのキットでも必須になってきてます
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胸のダクトは黄パーツを胸パーツの裏側から差し込む形なので
きれいに分断してやれば、表側から取付可能です
腹の白い部分は別パーツですが、塗り分けでなんとかなるので
普通に組み立てて、繋ぎ目消しだけしっかりやっとく
武器のうち、シールドがさすがにそのままじゃ小さすぎるので
適当にデザイン引いて、プラ板工作で新規製作しました
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厚みがある程度必要なので、シールドを横に置いた状態でいう
底板(シールド全体の形状)の上の方にプラ角棒を適当に貼り
天板パーツを載せる用に接着
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底板裏側の周囲にもプラ角棒を貼って裏側の凹状を表現し
さらに厚みを持たせる
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天板と底板を繋ぐように斜めにプラ板を貼り付けていく
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天板部分から底板の下辺までの1本線のような凸部も同様に
角度をつけつつプラ板接着
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今回は持ち手のみ
裏側は手で持たせたらほとんど隠れるので
持ち手と武装部分の丸棒くらいしか作らず
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塗装後の完成シールド
アムロのパーソナルマークは小さくなるけど付属シールそのまんま使いました
右肩の方のシールも白い部分を極力カットして使ってます
武器パーツは、ライフルとバズーカとビームサーベルだけ作ります
ライフルは若干小さいですが、シールドほどは違和感を感じなかったので
そのままνのものを使用
バズーカは別にいらねーかと思ったけど
キットがランドセル部分に接続できる作りになったので作ることに
この時期のBB戦士の肉抜きの酷さは有名ですが(特に武器類で顕著)
こいつの武器もがっつりボコボコと凹状になっとります
ライフルなんてサイズのくせに1パーツ構成なので
地道に埋めていくしかありません
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本当はディテールを加えたりしなきゃいけないんだろうけど
表面の凹凸を気にしながら埋めるのがやっとです
ただ、埋めたときにできた溝がいい具合にディテールっぽくなったので結果オーライ
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むしろバズーカの開きっぷりが、もはやカットモデルクラス
こっちは、後の弾薬庫部分と前の方だけ全部プラ板でフタや埋め
中央らへんのところだけ、プラ棒で底上げしてからエポパテで曲線出しつつ埋め
正直この作業が一番めんどくさい
塗装は
白:(ガ)白+(ク)ニュートラルグレー
胸などのブルーグレー:(ク)コバルトブルー+(ク)黒+(ク)インディブルー少量
ダクトなどの黄:(ク)キャラクターイエロー+(ガ)サンシャインイエロー
赤:(ク)モンザレッド
グレー以外はほとんど定番つーか
正直これ用に白作りすぎたw
他でも使えるガンダムホワイトだからいいんだけど
目とカメラ部分のシールはそのまま使用してます
地味にフィンファンネルが塗りにくかったです
どこまでを黄色引いたらいいもんか分かりづらいし
若干腰アーマーがでかい気もしますが、まあこんなもんでしょ
サザビーと並べたら充分満足です
Hi-νのパーツのほとんどを使わないのであまりおすすめはしませんが
あと、HWS絡みのパーツは未使用、ハイメガライフルも作ってません
まあ、結局νもサザビーに合わせて出しなおせばいいだけじゃないのかって話なんですけどね
Hi-νならナイチンだろうし
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んなわけで完成前後
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サザビーと並べてみたところ