AA研514ばんの日誌

2016-01-06

1/144 HGUC Rジャジャ(Rギャギャベース)

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HGUC Rギャギャベースで作ってみました
ジャジャには、そこまで思い入れもないのだけど
本編中でも乗ってる人のせいで中途半端な存在だし(バウもそんな感じだけど)
まあ普通は、ギャギャ出したら、その流れでHGUCでジャジャ出すよねと思うんですが
まったくその素振りを見せないので、バンダイがおまえらそれくらい自分で改修しろって
言ってるんだということで組んでやりますとも
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旧キット(新しく製品化されてるわけでもないので旧というのも変ですが)も
手元にあったので、おそらくこれを作ったら旧キットの在庫は消費されないだろうから
使えそうなパーツを移植します
・肩の突起部
・頭の前後に生えるツノ
・銃剣付ビームライフル
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ギャギャのトサカは、ジャジャと全く形が違うのですが
取り付ける溝が旧キットのパーツ(後の方は頭部パーツからそこだけカット)を
差すのにいい具合だったので、取り付ける角度を決めて、あとはエポパテ(ウェーブ軽量)で
地固めしつつ、違和感のない形状に整えるだけ
前の方は先を磨いて尖らせるのも忘れずに
ライフルは、ぱっと見では、ちょっとでかいというかごつい気もするんですが
成型色のせいで膨張して見えるだけで、普通に組んでサフ塗ってみれば、そんなに違和感ないです
持ち手部分も、普通に手首の穴に通るんで、小脇に抱える持ち方なら問題ないでしょう
ギャギャ自体、そこまでデザインの違いがないので、あんまりいじる箇所もないです
プロポーションのバランスとかは個々の印象レベルかなと
少なくとも自分は別にこれでいいやという感想
あとは、まあ、一番の問題は肩パーツですかね
肩ごと旧キットのパーツを移植でもいいですが
肩自体はギャギャのものを使用する方が自然かと思うので、そっちの方向で
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ギャギャの肩には、ギャンシールドが生えるため、
ジャジャの突起部に差し替えるために、旧キットの同パーツの先に3mm丸棒をつけて
それだけだと根元と棒部分の径の差が頼りないので、エポパテで棒を少し延長加工しました
肩の突起部も削り込んで、鋭角化してます
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また、肩の拡散ビーム砲の穴3つは省略されてます
拡散ビーム砲の穴開けは、正三角形の頂点をイメージしてやるといいでしょう
正三角形に切った紙とかを当てながらするのがいいと思いますが
マスキングテープに頂点書いて、それをベストの位置に貼り付けて目標にしました
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最終的には3~4mmくらいの穴になるんですが
一気に開けるんじゃなく、0.1mm→1mm→3mmという具合に段階的に開けていきます
特に最初の穴開けは、誤差を出しやすいので、極細なものを慎重に
一度開口すれば、その穴にドリルの先端がはまるんで、ズレにくいのです
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3mmまで開けたら、リーマー(穴を均等に広げるドリル工具)を使って
最終形状にまで広げていきます
広げすぎる可能性もあるので、他の穴と均等にするために
1つ目を開け終えたら、その位置でリーマーにマスキングテープを貼り付けて
これ以上いっちゃダメだよというガイドラインを作っておくとよいです
バイスにつけるドリルじゃなくリーマーで拡張するのは
ドリルだとあくまでも垂直に掘られるのに対し
リーマーの場合、刃の角度状に若干斜めに削れるという点もあります
最終的には、ビーム砲の砲塔部分を別に丸棒を使って作って内側に取り付けるので
少しでも外側の穴は外に広がるような形にしたかったのです
(その方が鈍角になってソフトな穴に見える)
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ビーム砲の砲塔部分は、プラパイプでもいいですが
3mm丸棒に2mm穴を開けて底ありのパイプを作りました
ガイアノーツから出てるセンターポインターがあると丸棒の中心が出しやすいので便利です
欲を言えば、2mm・3mm兼用(入り口は3mm穴だが、ある程度奥の方は2mm穴ガイドになってる)じゃなく
それぞれの径専用で出してほしかったですが
んで、作った砲身パーツを肩の開口部に取り付けるのですが
肩パーツの接合やら組み込むパーツの取り付け穴やらなんやらで
パーツの内側は、結構ごちゃごちゃしとりますので
砲身の丸棒を通すには壁となってしまいますから、邪魔になる部分はカットする必要があります
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砲身棒の取り付けは、穴に通しながら、パーツに接する部分に接着剤で固定しつつ
エポパテで埋めながら、しっかり固定
エポパテが固まってから、最後に3本の丸棒の重なった部分を中心にプラパテで埋めて完了
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あと、自分が見落としたのか、元からこういう穴ができていたのかわかんないけど
肩パーツの底の一部が穴できてたんで、エポパテで面一に埋めました
(画像は、2段になっているので、1段ずつ埋めていってるところ)
キット自体は、最近のものなので、合わせ目も極力抑えてあり
(合わせ目処理が必要なのは、胴体上半身と肩パーツくらい)
後ハメ加工が必要な箇所も少なく、塗装派にもやさしい作りになっていると思います
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唯一、首周りの襟?のような部分だけ、胴体に挟み込みで取り付けになっているので
取り付け皿などをカットし、受けになるプラ角棒を胴体内に貼り付けて
上からスポっとはめられるように改修してあります
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多少、ストレートな表面部分にヒケなどがあったのでペーパーがけで表面処理をしました
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あと、腰のガードパーツの前部分が左右一体パーツになってますが
軸の真ん中が∞の形でくぼみ段差がついてる部分でカットしてやると
独立可動できるようになります
このパーツの裏側が軽い肉抜き穴になっているので、気になったのでフタ加工
胸部と腰で分割されていて、微妙に捻れるようになってるんですが
ここの接続部分、抜けやすいですね
置いてしまえば動かすこともないので、そのままにしてますが
腰側の接続軸を少し伸ばしてやった方が安定するかも
ライフルは旧キットのものをそのまま使いましたが
サーベルのビーム刃部分は作ってません
(ギャギャ付属のものは平刃状なので、そのままでは使えない)
ライフルの銃口は穴貫通させてあります
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グレーサフ塗ってるように見えて、サフ塗り前ですw
黄色部分はベースホワイトとか塗っておくと発色に悩まなくて済むよん
作業してるうちにグレーの方がかっこよくね?とか思いましたけどw
塗装メモ (ク)Mr.カラー(ガ)ガイアカラー(ア)アクリジョン
明るいオレンジ赤:(ク)シャインレッド+(ガ)サンシャインイエロー+(ク)フラットベース少量
暗い赤:(ア)マルーン
黄:(ガ)サンシャインイエロー
グレー部・内装・ライフルなど:(ガ)ダークステンレスシルバー
モノアイ・ライフルの照準部:(ア)クリアグリーン
モノアイレール:(ク)つや消し黒
銃剣:(ガ)スターブライトシルバー
シャインレッドとマルーン以外は、塗料在庫から見繕っただけ
旧キットのガイドどおりにマルーンを使ったけど、若干暗めかも
黄色部分が主張してくれるんで、組んでみたらそこまで気にならんかったですが
アクリジョンにしたのは、あんまり理由はなく
アクリジョンはクリアカラーしか使ったことなかったので
単にノーマル色の塗り具合を試してみたかっただけです
塗り心地は、そんな変わらないかな(全部筆塗りですけど)
下地のサフを溶かしにくいのは利点だと思います
フラットベース混ぜたオレンジ部分以外は、結構、光沢色を使ってるんですが
それほどテカリはなかったので、仕上げの半光沢クリアーは吹いてません
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背面はこんな感じ
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モノアイは、ギャギャ付属シール余白の銀部分にクリアグリーンを乗せて、丸くカットして貼り付け
貼り付けるモノアイレール部の横幅より少しだけ大きめの丸にして
横の方に曲げて貼ると少し立体感があってよいです
ライフルスコープの方は、銀ラピーを貼り付けて、同様にクリアグリーン
去年は、結局、百式とオリジンザク(素組放置)とジャジャしか手を付けずに終わったので
正月早々から1つ組めたのは良かったですかね
未だにメガバズーカランチャーの塗装終わってないですが
2018/9/28追記
なんかすごい自然だったせいで気づいてなかったのですが
HGUC発売予定の発表を見て、頭部の角の長短2本が前後逆と気づきましたw
どっちにしろ、ギャギャベースでジャジャの商品化がようやくなったので
この記事もあまり意味のないものになるでしょうが